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HOME >気になる病気と薬のはなしindex>医薬分業、薬歴とお薬手帳
気になる病気と薬のはなし
医薬分業、薬歴とお薬手帳

 

Q1 医薬分業とは?
Q2 かかりつけ薬局とは?
Q3 薬歴とは?
Q4 お薬手帳とは?

 

A1 医薬分業とは?

医薬分業というのは、病院や診療所の医師は患者さんに直接お薬を渡さないで、お薬の名前や使用法を書いた処方箋を発行し、患者さんはそれを、町の薬局に持っていって、薬局の薬剤師に調薬してもらいお薬を受け取ることをいいます。
これによって、医師と薬剤師の二人の専門家により、医薬品の使用をダブルチェックし、お薬の効果や安全性を一層高めようという制度です。
調剤してもらう薬局は、患者さんが自由に選ぶことができます。自宅の近くやいつも行く商店街の薬局など、自分が一番気楽に、また、安心して相談できる薬局をかかりつけ薬局に決めましょう。

■なぜ医薬分業をするのですか?
医師と薬剤師が、それぞれ専門家の立場から処方せんをチェックすることによって、薬をより安全に使用してもらうためです。薬剤師は、薬の量や相互作用などをチェックして、疑問な点があった場合は医師に問い合わせることが、法律で義務づけられており、疑問の点が解決しなければ調剤してはいけないことになっています。
また、処方せんによって薬の名前が分かり、薬剤師から薬の効能や副作用、使い方の注意などの説明を、詳しく受けることが出来ます。
医師にとっては、自分の病院や医院に在庫していない薬も処方できるので、患者さんに最も適した薬を処方することが出来るようになります。

■医薬分業のよい点と悪い点は
医薬分業の欠点は、医療機関と薬局と2ヵ所に行かなければならないことです。当然のことですが、患者さんには面倒をおかけします。また、現在の健康保険制度では、医療機関で薬をもらう場合にくらべて、患者さんの支払う負担金が増えてしまいます。
一方、患者さんのメリットとしては、次のようなことがあげられています。

方内容が公開されることにより、納得して服用することが出来る。また、副作用を起こした薬を控えておくことにより、同種同効薬での副作用を未然に防げる。
都合のよい信頼できる薬局を自由に選択できる。
充分な薬の説明や服薬指導が受けられ、納得して服用することが出来る。
薬歴管理により、重複投与や相互作用のチェックが受けられる。
混雑している病院等にかかっている場合には、調剤の待ち時間が短縮する。また都合のよい時に薬を取りに行ったり、家族が取りに行くことが出来る。
医師と薬剤師により、別の立場から処方内容をチェックされるので、薬に対する安心感が増す。
薬に対する要望や相談を言いやすくなる。
在宅医療に使用される医薬品の配達が可能になる。

■処方せんとは何ですか?
医師が、患者さんの治療に必要な薬を選び、その名前と量や使い方、調整の仕方などを記入した用紙を指します。処方せんの有効期間は、通常診療日を含めて4日以内で、その間に薬局へ持参して調剤してもらわなければなりません。薬局の薬剤師は、処方せんに記入された内容に従って、薬を調剤します。
なお、処方せんの記載内容に不備があったり疑問の点があった場合は、発行医師と連絡をとって、訂正の上調剤されます。

■家の近くの薬屋さんでも調剤してくれますか?
薬屋には薬局と薬店とがあり、法律上は、薬局、一般販売業、薬種商、特例販売業などに分かれています。このうち薬局と一般販売業には薬剤師がいますが、調剤できるのは薬局だけです。処方せんをもらったら、薬局で調剤してもらって下さい。

■基準薬局とは何ですか?
薬剤師会では、単に処方せんを受け付けるだけでなく、地域の医療に貢献するための薬局業務を積極的に行っている薬局を、「基準薬局」として認定しています。認定にあたっては、薬歴管理や服薬指導など適正な調剤を行っていること、ファクシミリや待合い設備の設置、休日夜間の対応や研修会への参加など、ハード・ソフト面で40の基準を設けております。
「基準薬局」という看板の出ているところは、これらの基準を満たした薬剤師会の推薦する薬局ですので、安心です。

■お医者さんに行かなくても薬を調剤してもらえますか?
処方せんは、医師がその時の患者さんの状態を診断して発行するものですので、その時しか使えません。薬がなくなった場合は、もう一度医師の診察を受けて処方せんを発行してもらわなければなりません。
また、処方せんをなくされた時や使用期間が過ぎてしまった場合も調剤できませんので、再度医師に処方せんを発行してもらって下さい。

■薬局と病院ではお薬代の額は違うのですか?
薬自体の価格は薬価基準というもので決められていて、これは病院でも薬局でもまったく同じです。しかし、調剤に関する技術料については、病院の場合は診療報酬算定表、薬局の場合は調剤報酬算定表というもので決められており、その額は異なっています。通常は、病院で直接薬をもらうより、処方せんの交付を受けて薬局で調剤してもらったほうが高くなります。

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A2 かかりつけ薬局とは?
患者さんはどの病院、医院で処方箋をもらった場合でも、自由に薬局を選択できます。(お住まいや勤務先の近くなど、どこの保険薬局でも責任をもってお薬をお渡します)
その際、かかりつけのお医者さん(ホームドクター)をもたれているのと同じように、どの病院、医院で処方箋をもらってもいつも同じ薬局でお薬をもらわれ、また、気軽にお薬のことや病気のこと、健康相談などできる薬局をかかりつけ薬局といいます。

1 薬歴(薬の服用歴)を作成します。

2 アレルギー、副作用歴などの体質、患者さんが病院、医院の複数受診の場合は薬の飲み合わせ(相互作用)や、同成分などの重複を確認します。

3 市販薬や健康食品、食べ物などの飲み合わせも、確認します。

お薬について気をつけることや、服用方法、名前や効き目など説明し、必要な情報を文書としてお渡し致します。また、必要に応じお薬手帳をお渡しします。

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A3 薬歴とは?

薬歴は、薬剤服用歴管理記録簿といって、患者さんが使用している薬の記録です。薬歴には、調剤や販売した薬の記録の他に、患者さんの体質やアレルギー、薬に関する患者さんからの訴え、患者さんへ説明した内容などが記入されています。
薬剤師は、この記録と処方せんと照らし合わせたりしてチェックした上で、調剤を行います。
薬剤師は、安心して薬を使ってもらうために、調剤する前に患者さんからいろいろな情報をお聞きする必要があります。処方された薬と似たような成分の薬で、過去に副作用やアレルギーをおこしたことがないか、他に薬を飲んでいないかなどをお聞きし、そのまま調剤してもよいかどうか判断します。
それらの情報は、薬歴に記入されて次回の調剤にも役立てます。

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A4 お薬手帳とは?

お薬手帳は、処方されたお薬の名前や飲む量、回数などの記録(薬歴)を残すための手帳です。
お薬の使い方はお薬ごとに本当にさまざまです。飲む量も時間も回数も違います。注意しなければならないことも違います。
沢山お薬を飲んでいればいるほど、服用方法を正しく守って飲まなければなりません。そのためには、今、自分がどんなお薬をどんな風に飲んでいるかという情報をいつも自分で持っていたいものです。
そして、残念なことに副作用のないお薬はありません。
たとえ副作用が出てしまったお薬があっても、記録があればチェックすることができます。しかし、そのためには今まであなたの使ってきたお薬の記録と、これから使うお薬を記録することが必要なのです。

お薬手帳の役割
・病院や医院にかかった時に医師、歯科医師や薬剤師に手帳を見せることで、薬の重複などを避けることができます。
・お薬で副作用が出たことがある方は、そのことをおくすり手帳に記入しておけば、再び同じお薬が出されず、副作用を未然に防ぐことができます。

お薬手帳の使い方
・病院、医院、薬局へ行った時には、毎回必ず医師、歯科医師、薬剤師に提出しましょう。
・薬局、薬店で市販のお薬を買った場合にも、名前を記録しましょう。
・通院時、外出時には必ず持ち歩きましょう。

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