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気になる病気と薬のはなし
子供の病気について

目次
1 頭を打って受診されたお子さんのご家族へ
2 嘔吐・下痢症(はきくだし)
3 下痢のときの食事
4 周期性嘔吐症(自家中毒)について
5 小児の発熱について
6 熱性けいれん(ひきつけ)について
7 風疹について
8 水痘(みずぼうそう)
9 麻疹(はしか)について
10 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)へ
11 手足口病について
12 突発性発疹症について
13 伝染性紅斑(りんご病)について
14 ロタウイルス感染症について
15 溶連菌感染症について
16 ヘルパンギーナについて
17 肺炎の自宅療養のポイント


1 頭を打って受診されたお子さんのご家族へ
頭は固い頭蓋骨で覆われています。その表面には皮下脂肪が少ないので、頭を打ったときは、すぐに出血しやすく、こぶが出来ます。もしほかに症状がなければ、何もしないでも痛みはとれ治ります。
一方、けがのすぐ後には、激しく泣いたり、顔が青ざめたり、吐いたりすることがありますが、これは打ったための痛みや驚きのためで、まもなく落ち着き機嫌も良くなります。この様なときには、親もあわてないで普段の生活をさせ、1週間くらい様子を見ましょう。特に二日間は入浴させず静かに過ごさせてください。
ただ、頭蓋骨の中の脳は柔らかいので、頭を強く打つと脳しんとうや頭蓋内出血を起こすことがあります。脳の障害の場所や程度によって、症状やそのあらわれる時期が違いますが、次の場合はすぐに医師の診察を受けてください。
●意識障害のあるとき
・眠りがちで呼んでも起きない。
・いつもより元気がなくトロン(ぐったり)としている。
・一日中不機嫌である。
・目の動きがおかしかったり、焦点が合わないなど。
●手足の動きが悪いとき(麻痺)
●ひきつけ(けいれん)したとき
●たて続けに吐くとき
●耳や鼻からの出血が止まらないとき
●乳幼児では大泉門(おどりこ)が張っているとき
●その他、普段と違うなにか異常を感じたとき
なお、乳幼児は脳外科的な病気がなくても、ちょっとしたことで吐いたり食欲がなくなって簡単に脱水症状(水や塩分が不足した状態)になりますので、飲ませたり食べさせたりすることに、普段より気を配ってください。

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2 嘔吐・下痢症(はきくだし)
子供たちは消化能力が弱いために大人に比べよく吐いたり、くだしたりします。特に冬場、乳幼児に流行します。
突然吐き始め、水のような下痢になります。熱が出ることもありますが、1週間程度で治ります。
●治療
薬が処方されますが、家庭での食事療法が一番重要となります。
●家庭では
・吐いたら飲むな:吐き気が強い間は何も飲ませないようにします。吐いてから2時間程度は水分も与えないようにします。
・まずは水分から:吐き気が落ち着いたら水分を少しずつ与えます。(アクアライト、お茶、スポーツドリンクなど)
・下痢だけになったら:便の様子を見ながら少しずつ消化の良いものを与えてゆきます。
・入浴は:嘔吐、下痢のひどい間は控えましょう。お尻がかぶれるようならば、ぬるま湯でお尻を洗ってあげてください。
●注意
吐き続けて元気がなく、唇が乾燥し、尿が少なくなったら必ず受診してください。寝てばかりいる、極端に元気がない場合などはどの時間帯でも良いので電話をして緊急来院して下さい。
受診の際は飲んだ水分量、下痢、嘔吐の回数をその日ごとにメモしたものを持参しましょう。便も持参しましょう。

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3 下痢のときの食事
●母乳の場合
下痢がひどいとき:授乳を短時間で切り上げ、回数を多くしてください。
下痢が良くなってきたら:いつもどおり、ほしがるだけ飲ませてあげてください。
●ミルクの場合
下痢がひどいとき:ミルクを半分に薄め、少しずつ、回数を多くあげてください。
下痢が良くなってきたら:ミルクを少しずつ濃くしていき、普通にもどしていく。
●離乳食の場合
下痢がひどいとき:母乳、薄めたミルク、イオン飲料やスープ等の水分を中心にしてください。
下痢が良くなってきたら:とうふ、パンがゆ、おかゆ、煮込みうどん等消化の良いものから食べさせてあげてください。
●乳児の場合
下痢がひどいとき:栄養のことは気にせず、とりあえず糖分、電解質を含んだ水分を多く与えてください。
水様便のとき:イオン飲料、野菜スープ、お粥等水分を中心に。
ドロドロ便になったら:とうふ、パンがゆ、野菜の煮つぶし等消化の良いものをあげてください。
軟便になったら:おかゆ、うどん、煮付けなど普通の食事にもどしていく。
水分補給が一番です。食欲がないときは無理をせず、腸を休ませてあげましょう。栄養のことはあまり気にしないで大丈夫です。

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4 周期性嘔吐症(自家中毒)について
●どうして起こるの
風邪、興奮のしすぎ、疲れ、周りの環境が変わったことなど、何らかのストレスが加わると、それをきっかけとして嘔吐し、その結果、脂肪の代謝物であるアセトン体が、体内に増えて起こすものです。アセトン体は、尿検査にてわかり、診断がつきます。
●症状
おなかを痛がる、吐き気、嘔吐、元気がなくぐったりする、顔色がさえなく横になっていることが多くなる。
●家庭では
ゆっくり休ませてください。お子さんを安心させることが大切です。それから、水分を少しずつ与えましょう。砂糖も加えて甘くしたほうが良いでしょう。少量のアメをなめさせるのも良いでしょう。
●注意
ほとんど1日くらいで回復してきますが、半日異常吐き続けて、水分がとれない場合、意識がおかしい、腹痛がひどい、便に血が混じるなどの症状がでている場合は、受診して下さい。
●将来
一度治っても、また繰り返すことが多いですが、10歳ごろまでにはおこらなくなりますので、そんなに悲観しないで下さい。

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5 小児の発熱について
●どうして起こるの
風邪、興奮のしすぎ、疲れ、周りの環境が変わったことなど、何らかのストレスが加わると、それをきっかけとして嘔吐し、その結果、脂肪の代謝物であるアセトン体が、体内に増えて起こすものです。アセトン体は、尿検査にてわかり、診断がつきます。
●症状
おなかを痛がる、吐き気、嘔吐、元気がなくぐったりする、顔色がさえなく横になっていることが多くなる。
●家庭では
ゆっくり休ませてください。お子さんを安心させることが大切です。それから、水分を少しずつ与えましょう。砂糖も加えて甘くしたほうが良いでしょう。少量のアメをなめさせるのも良いでしょう。
●注意
ほとんど1日くらいで回復してきますが、半日異常吐き続けて、水分がとれない場合、意識がおかしい、腹痛がひどい、便に血が混じるなどの症状がでている場合は、受診して下さい。
●将来
一度治っても、また繰り返すことが多いですが、10歳ごろまでにはおこらなくなりますので、そんなに悲観しないで下さい。

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6 熱性けいれん(ひきつけ)について
●熱性けいれんとは
乳幼児の脳は発達途中にあり、その未熟性が原因といわれています。発熱に伴い、主に6か月〜5歳位の乳幼児に多くみられるけいれんです。15〜20人に1人に起こるといわれている発生頻度の多い病気です。多くは数分以内で止まり、命にかかわることはなく予後の良い疾患です。
●けいれんしたときは
・あわてずけいれんの様子を見てください。時間は何分か(多くは10分以内でおさまります)、手足の動き方、目はどうなっているかなど
・吐きそうなときは、吐いた物で窒息しないよう体ごと横向きにして下さい。
・舌をかんだりすることはないので口の中に物を入れないようにして下さい。危険です。
●病院へ電話して下さい
けいれんがおさまったら、熱をはかり、けいれんの様子を話して教えてください。状態により病院へ緊急に受診していただきます。
●予防薬というものがあります
熱のではじめ(37.5℃)に予防として薬を使うことがあります。医師の指示に従ってください。
●注意
けいれんが5分以上続くときは、おさまるまで待たずに病院へ連絡して下さい。

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7 風疹について
●症状
赤い小さな発疹が、体中に出ます。熱は出たり出なかったりですが、いずれも3〜4日で治ります。人にうつります。一度罹ると一生免疫が得られます。
●治療
特別な治療は必要ありません。風疹に伴う諸症状(発熱、リンパ節の痛みなど)を和らげるような方法がとられます。
●家庭では
高熱でつらそうな時には、必要に応じて解熱剤を使ってあげるのも良いでしょう。食事などは普通でかまいません。
●注意
通園、登校は発疹が消え医師から許可があるまでは禁止です。特に、女性には近づけないでください。妊婦さんが風疹に罹ると赤ちゃんの目、耳、心臓等に障害をきたすことがあります。予防接種を受けていない女性の方は予防接種を受けましょう。
●合併症
風疹に引き続いて、紫斑病、脳炎を合併することがまれにあります。体に点状出血がでて、血が止まりにくい、なんとなくボッーとしているような時はすぐ受診して下さい。

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8 水痘(みずぼうそう)
●水痘(みずぼうそう)って
水痘ウイルスが口や鼻から入り感染します。水をもった赤い発疹が口の中、陰部、頭の中から全身にでます。かゆみや熱がでたりします。
●治療
かゆみ止めの塗り薬が処方されます。(化膿した場合は抗生物質が必要となります。)熱さましのアスピリンは水痘と相性が悪いといわれています。熱さましが必要な場合は医師とご相談ください。
●家庭では
かゆみ・・・引っかいて発疹を壊すと化膿します。爪は短くしておきましょう。
入浴・・・シャワーでさっと汗を流し、発疹に軟膏を塗ってください。その際、発疹を壊さないように気をつけてください。
食事・・・口の中に発疹があるときは、しみるものは避けましょう。食べてはいけないものは特にありません。
乳児や中学生以上、あるいはアトピー性皮膚炎のある場合は重くなりやすいので水痘ウイルスを殺す抗ウイルス薬を使用することがあります。
●注意
・発疹が赤く、化膿したとき
・熱が4日以上続くとき
・ぐったりしたとき
以上のようなときはもう一度受診しましょう
・登園、登校は治って、医師の許可が出てからにしてください。(通常7〜10日で黒っぽいかさぶたが発疹の上にかぶります。)
・予防注射があります。家族や兄弟等への感染を防ぐため予防注射が受けられます。接種のタイミング等は医師にご相談ください。
・接触した場合の潜伏期間は、2週間程度で、発疹が出る2〜3日前から感染力があるといわれています。

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9 麻疹(はしか)について
発熱、粘膜の炎症症状、呼吸器症状、発疹を特徴とする感染力のとても強い全身性ウイルス感染症です。なじみぶかい病名ですが、ときに肺炎や中耳炎、脳炎を起こすこともあり、油断できない病気です。潜伏期間は10〜12日です。
●原因
麻疹ウイルスによる感染です。
予防接種を受けていない乳幼児が感染するとつらい病気です。まれに大人も感染します。
●治療
有効な薬はなく、対症療法になります。
●症状
初めの2〜3日は、風邪症状です(この時期に麻疹と診断されるのは難しいでしょう)。発熱後3〜4日後に、口の中に白い斑点ができ、身体にも発疹ができ始めます。一度解熱しますが再度高熱が4〜5日続くことが多いです。
約1週間から10日程で良くなります。
●家庭では
高熱時・・・解熱剤は適宜使用し、安静にしましょう。
食事・・・食欲がない時は、消化が良く、口あたりの良いもの(お粥、ゼリー等)を多く与え、水分も十分に与えましょう。
入浴・・・熱がなく、元気になったらかまいません。
●注意
・登園、登校は医師から許可が出てからにしましょう。
・家族、周囲に麻疹に罹っていない方がいる場合で、接触した可能性がある場合は、麻疹だったことを告げてください。
麻疹の発症を予防し、軽くなる効果があるガンマグロブリンの注射があります。

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10 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
ウイルス感染によって起こる伝染病です。潜伏期間は1〜2週間で、主に発熱と耳下腺、顎下腺のはれと痛みが特徴です。およそ1週間から10日間で症状は落ち着きます。この病気は人にうつる病気なので幼稚園や学校は腫れがひくまで休ませてください。他の子と遊ぶのも控えてください。
●対応
・自宅で安静にしていましょう
・痛みがある場合は冷やすのもいいでしょう
・腫れのひどい時に刺激物を与えるのは避けましょう
●注意
・激しい頭痛や腹痛、嘔吐を伴う時は受診してください。(すい炎や髄膜炎の恐れがあります)
・男性は成人になってから罹ると睾丸炎を起こして不妊の原因となることもあります。
・小学校3、4年生になってもかかっていないお子様は予防接種を積極的に受けましょう。
・片側の耳下腺のみ腫れている場合には反復性耳下腺炎といいおたふくではないことがあります。
・過去におたふくにかかったかどうかは血液検査でわかります。

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11 手足口病について
この病気はその名前が示すように、手のひら、足の裏、口の中、おしりのまわりなどに水泡性の発疹(1〜2mm大)が出ます。小児に好発しウイルスの塗沫によって広がっていきます。また、他の子供にもうつりますので急性期には他の子供との接触は避けてください。
●症状
もともと軽い夏風邪で一部に発熱、頭痛、不機嫌がありますがほとんどは、発疹のかゆみと口腔の痛みで気づくようです。発疹は2〜3日で水泡疹が吸収されて、あずき色の斑となり、1週間で後も残らず治ります。
●家庭での過ごし方
口の中のプツプツが痛くて、食事が取りにくくなりますが、せいぜい4〜5日ですのであわてることはありません。水分を充分とること、味付けは薄く、温かくも冷たくもなく、口にしみないよう工夫をしてあげて下さい。
●注意すること
発熱については、普通の風邪と同じ処置をします。なお高熱、嘔吐、激しい頭痛などの症状がある時は早めに受診して下さい。
学校伝染病ではありませんが、保育園、幼稚園の登校はそれぞれに園に問い合わせながら決めてください。

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12 突発性発疹症について
●原因
おもに1歳前後の赤ちゃんがかかるウイルスによる一種の伝染病です。発疹のでる前に、診断するのは非常に難しい病気です。
●症状
ふつう38〜39度の熱が3日続いて、解熱すると同時に赤い発疹が顔、背中、胸、お腹にでるのが特徴です。赤ちゃんは、風邪のようには咳やくしゃみをしませんが、高熱のため不機嫌で、夜よく眠れないこともあります。また、高熱のために、ひきつけを起こすことがありますから注意して下さい。(病院からもらった薬を赤ちゃんが飲まないときは相談して下さい。)この病気の時は下痢もよく起こします。熱がさがって翌日から翌々日に発疹に気づくことが多いのですが、発疹は2〜3日後に消失するので熱が下がったなら、なおったも同じです。
●日常生活の注意
・発疹は自然に消失しますので、熱が下がって、2日くらいすればお風呂に入れてもかまいません。
・夏は高熱のため、水分不足になりやすいので、尿が出ているかどうか注意して下さい。
・ミルクをあまり飲まないときは、番茶など水分をなるべく多く与えてください。
・水分をあまりとれず、尿が出なかったり、うとうとしていたら、すぐ医師の診察を受けることです。
・これさえ気をつければ、熱が高くても心配のない病気です。

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13 伝染性紅斑(りんご病)について
りんご病のウイルスによる接触あるいは飛沫感染です。
幼児、学童など集団で生活している子供たちに多くみられ、冬から春にかけて流行しやすい病気です。
●症状
潜伏期間は7〜14日です。
両方のほっぺたが、りんごのように赤くなります。その部分は少し盛り上がって、さわってみると少し熱をもっていることがわかります。1〜2日遅れて腕の外側やふとももの前面にレース模様のように赤い発疹が出来ます。おしりにも薄赤いブツブツが出ることがありますが、体には何も出ません。かゆみや多少熱が出たりすることもありますが、たいていは熱もでずに他には症状も出ません。赤い発疹がいったん消えても日光にあたったりするとまた出てくることがあります。
●治療
特に治療法はありません。治療しなくても4〜5日で治ります。
●通園、通学
顔が赤くなった時期には、もう他人への感染力もなくなっています。本人の体調が悪くなくて熱がでていなければ休む必要はありません。

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14 ロタウイルス感染について
●ロタウイルス感染症とは
冬から春にかけて流行する乳幼児に多い病気です。成人にもうつりますが、症状が出ないこともあります。ロタウイルスにかかってから症状が現れるまでは、2〜3日とおわれています。
症状は様々で無症状の場合もありますが、一般に嘔吐が2〜3日続き、下痢、腹痛、発熱、脱水などがあります。下痢は白色やうすい黄色なのが特徴で1週間くらい続きます。
●日常生活で気をつけること
ロタウイルスは便の中にいるので人から人へ手や物を通してうつります。
・ ロタウイルスにかかっている子供を触ったり、オムツを交換したときには必ず、石鹸で洗ってください。
・ 交換したオムツは、床などに置かないでビニール袋に入れ、しっかりしばり捨ててください。

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15 溶連菌感染症
●原因
溶血性連鎖球菌という細菌がのどに感染して起こる病気です。のどの痛み、熱、手足、体に発疹が出ることもあります。
●治療
のどの検査で溶連菌がいることがはっきりしたら、抗生物質を処方します。熱がなく、元気になっても指示通り最後まで(普通10〜14日間)薬を飲ませてください。
●家庭では
食事・・・のどが痛いときは、熱いもの、辛いもの、酸味の強いものは避けましょう。
入浴・・・熱がなく元気になったらかまいません。
●注意
・家族や周囲の人に感染することがあります。(麻疹のように強い感染力はありません)同じような症状がある場合は受診するようにすすめてください。
・治療を途中で中断すると、リウマチ熱や腎炎を起こすことがあります。指示された通り薬を飲み続けてください。
・熱が続く、のどの痛みが強く水分もとれないような時は受診しましょう。
・症状が消失し、元気になりましたら薬を飲みながら、登園、登校は可能です。
・薬を飲み終わった後、検査等の指示が出ることがありますので医師の指示にしたがって受診してください。

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16 ヘルパンギーナについて
●原因
この病気はコクサッキーA群等のウイルスが原因でおこる夏風邪の一種です。2〜4歳の幼児が多く、赤ちゃんも歯がはえるころになると、かかります。
●症状
高熱(38〜40℃)が突然出て、2〜3日続きます。
のどの痛み・・・のどの奥に水泡が出来、痛くて食欲がなくなります。症状は1週間程度で治ります。
●治療
特に、原因を治すような薬、特別な治療はありません。ウイルスの病気なので抗生物質も効果ありません。
●家庭では
高熱時・・・辛そうなら解熱剤を使用するのもいいでしょう。
のどの痛み・・・痛くて食事がとれないようなら、のど越しの良いものを与えてください。(刺激の少ないもので、室温程度のものを与えましょう。)
水分を多めに・・・脱水に十分注意し、普段より多めに与えてください。
入浴は・・・熱がなく、元気になったらかまいません。
●注意
・元気がなく、ぐったりし、尿が出ないときは早めに受診しましょう。
・症状が落ち着いても数週間は、ウイルスが便に排泄されます。手洗いを十分にしましょう。(大人もうつることがあります。)
・脱いだパンツやおむつは、ふたつき容器に入れ、触れないようにしましょう。

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17 肺炎の自宅療養のポイント
●はじめに
肺炎と一口にいっても、重い症状があって入院が必要なものから、比較的軽く胸部写真で初めて肺炎と診断され、自宅療養で大丈夫なものまであります。しかし、高齢者や乳幼児では、依然として重篤になりやすい病気です。以下に書いてあることに注意して下さい。
●安静
家の中で、できるだけ横になっているようにしましょう。元気があってなかなか布団の中に入っていない子供さんは、動きまわらないような遊びを工夫しましょう。
●保温、保湿
室内の温度は20度、湿度は60%が目安となります。部屋の加湿は、気道の感想を防ぎ咳を鎮め、痰を出しやすくします。冬期は乾燥しやすいので、室内にバスタオルを濡らして拡げておくのも良いでしょう。加湿器を使用する場合は、内部をきれいに洗えるものを選び、カビや汚れがついたまま使用しないように注意しましょう。
●栄養、水分
高い熱があると呼吸も速くなり水分不足になりがちです。水分不足になると痰も出しにくくなり、肺炎が治りにくくなります。水分を十分にとるようにしましょう。本人がほしがる物で良いのですが、甘いジュースなどは、多すぎるとそのために食欲がなくなることもありますので注意しましょう。食事がとれないときは、口当たりの良い食べられる物を工夫しましょう。
●痰を出しやすくするために
特に乳幼児は、痰を出しやすくするために背中から胸を全体に軽く叩いてください。1日3度、1回に30回位ずつを目安にして下さい。
●薬について
症状にあわせた薬や抗生剤などが出ています。説明されたようにきちんと服用して下さい。食後3回とある薬は、ご飯を食べなくても1日3回服用します。どうしても薬を飲めないときは、受診して下さい。また、薬がなくなる前に必ず受診して下さい。
●熱について
症状の1つとして熱も大切な指標です。検温して診察のとき様子を知らせてください。ただし、熱だけを気にして「38.5度になったらすぐ解熱剤を」と、使いすぎないようにしましょう。熱があっても不眠、興奮、体力消耗感などがそれほどひどくなければ様子を見ても良いのです。特に乳幼児では機嫌や哺乳力が全身の状態を現しています。
●特に注意する症状
呼吸が急に苦しそうになった、急にぐったりした、食欲が落ちて水分もとれない、顔色や唇の色が悪くなった、などの症状があれば薬が残っていても受診して下さい。急に様子が変わって心配なときは、夜間でもご相談ください。
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