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HOME >気になる病気と薬のはなしindex>アスピリン喘息ってなぁに??
気になる病気と薬のはなし
アスピリン喘息ってなぁに??

 

Q1 アスピリン喘息とはなんですか?
Q2 どのお薬がアスピリン喘息を引き起こすのですか?
Q3 発熱した時や、痛みで困った時はどうしたらよいですか?
Q4 アスピリン喘息とピリンアレルギーは違うのですか?
Q5 普段の生活で気をつけることがあったら教えてください。
Q6 解熱鎮痛薬の坐薬、塗り薬または貼り薬は使えますか?
Q7 解熱鎮痛薬以外で飲めない薬はありますか?
Q8 アスピリン喘息は治る病気ですか?
Q9 食べ物でもアスピリン喘息が起こるのですか?
Q10 もし、喘息が起こったらどう対処すればいいですか?

 

A1 アスピリン喘息とはなんですか?

喘息のうち、解熱鎮痛剤で発作が誘発される喘息のことで、成人喘息患者の約10人に1人にみられます。 知らずに解熱鎮痛薬を摂取すると、30分から2時間以内に、激しい呼吸困難発作が起こり、時には死亡することもあります。

A2 どのお薬がアスピリン喘息を引き起こすのですか?

原因となるのは、よくアスピリンだけ、とか、ピリン系の薬だけ、と誤解されていますが、実はほとんど全ての解熱鎮痛薬が原因となります。

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A3 発熱した時や、痛みで困った時はどうしたらよいですか?

アスピリン喘息の患者さんが、使用できる解熱鎮痛薬はアセトアミノフェンなど の一部のお薬に限られます。発熱した時や、痛みで困った時のために、あらかじめ主治医に処方してもらいましょう。手持ちにない場合は、必ず受診し、アスピリン喘息過敏性連絡証を提示して下さい。

A4 アスピリン喘息とピリンアレルギーは違うのですか?

いわゆるピリンアレルギーとは異なります。アスピリン喘息が起こるしくみは明らかではありませんが、アレルギーではなく、解熱鎮痛薬がもつお薬の本来の作用が原因となるといわれています。また、この体質が遺伝することはありません。

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A5 普段の生活で気をつけることがあったら教えてください。
普段最も気をつけていただきたいことは自己判断で薬を使用しないことです。主治医以外の医療施設(内科だけでなく、外科、整形外科、耳鼻科、歯科などすべての科)を受診するときは、必ず、別にお渡しする『アスピリン過敏性連絡証』を提示しましょう。処方箋を調剤してもらう薬局や、市販薬を購入する際にも、連絡証を提示し、安全な薬であることを確認してもらいましょう。
A6 解熱鎮痛薬の坐薬、塗り薬または貼り薬は使えますか?
解熱鎮痛薬は“のみ薬”だけではありません。坐薬、貼り薬、塗り薬や注射薬などがあり、すべて発作の原因や症状の悪化につながります。使用する時は必ず医師または薬剤師に相談してください。
A7 解熱鎮痛薬以外で飲めない薬はありますか?
解熱鎮痛薬以外の薬(例えば抗生物質、胃腸薬、去痰薬、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、漢方薬、血圧の薬など)は一般の喘息患者さんと同程度に安全です。ただし、市販の総合感冒薬(かぜ薬)は解熱鎮痛薬を含んでいます。たとえ1錠のかぜ薬を服用しても大発作を起こしますので、絶対に避けてください。
パブロンエース、ベンザブロック、エスタックイブ
A8 アスピリン喘息は治る病気ですか?
この体質は、ほぼ一生続くことが知られています。一旦、アスピリン喘息と診断された後は、たとえ喘息の調子がよくなっても、アスピリン喘息が治ったわけではないので、解熱鎮痛薬は絶対使ってはいけません。アスピリン喘息の人は、生まれたときから解熱鎮痛剤が合わないわけでなく、喘息を発症するのと同じ頃から誘発物質に対する過敏性が生じることが多いようです。
A9 食べ物でもアスピリン喘息が起こるのですか?
アスピリン喘息は、医薬品以外に一部の食品・医薬品添加物にも過敏反応をもつことがあります。トマト、キュウリ、イチゴ、柑橘類、紅茶・緑茶などには天然のサリチル酸化合物が比較的多く含まれており、注意が必要です。また、パラベンや強い香料などに反応することもあり、 香水・化粧品、せっけん・シャンプー・歯磨き粉・防虫剤・防カビ剤なども注意が必要です。したがって明らかに発作誘発歴のある食品や薬物の使用は極力避け、人工着色料や防腐剤などを含む食品もなるべく避けてくだい。
A10 もし、喘息が起こったらどう対処すればいいですか?
発作が悪化した時の我慢のしすぎは禁物です。また自己判断での薬の使い方(特に気管支拡張剤の吸入のしすぎ)も危険な発作につながります。喘息発作が悪化したときは、まず主治医から行うように指導されている処置法があれば早めに行いましょう。発作が治まりにくい時は直ぐに医療施設も受診して適切な処置を受けるようにしましょう。
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